【実録】遠方で家づくりをする時の住宅会社の選び方|失敗しないための3つのポイント

住宅トラブル事例
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こんにちは。

元住宅営業マンまめおやじです。

住宅業界歴34年・宅建士・FP資格保有。実際に現場で起きたトラブル事例をもとに解説します。

「理想のマイホームを建てたい。でも、住んでいる場所と建築予定地が遠い…」

近年、そんな悩みを抱える方が増えていますね。

特に、都市部にお住まいながら、ご実家のある地方で家を建てたいというケース。

距離がある分、住宅会社選びも一筋縄ではいきません。

今回ご紹介するのは、東京にお住まいながら、故郷G県での新築を計画されたF様のリアルな体験談です。

複数の住宅会社を比較検討する中で、F様が最終的に選んだのは、

当初の最有力候補ではなかったB社でした。

数千万円という人生で一番大きな買い物において、

F様の心を動かした「ある営業担当者の熱意」とは一体何だったのでしょうか?

遠方での家づくりを成功させるためのヒントが、ここにあります。

ぜひ最後までお付き合いください。

この記事はこんな人におススメ
  • 遠方で家づくりを検討している方
  • 住宅会社の選び方に悩んでいる方
  • 営業担当者との関係性を重視したい方
  • 「性能」と「人」のどちらを優先すべきか迷っている方
  • 住宅購入における「後悔しない選択」をしたい方

1. 故郷G県での新築計画:F様の初期検討

東京にお住まいのF様は、将来的に故郷G県へUターンすることを考えていらっしゃいました。

そこで、ご実家の空き地を活用して新築を計画。

理想の住まいを求めて、まずは情報収集から始められたそうです。

インターネットや資料請求で複数の住宅会社をピックアップし、

検討を進める中で、最終的にA社とB社の2社が候補として残りました。

2. 最終候補A社とB社の比較:性能と担当者の印象

当初、F様はA社を最有力候補と考えていらっしゃいました。

価格、担当営業の対応、そして提案内容の総合面で、A社が優位に立っていたからです。

A社の担当営業は、多忙ながらもスマートでそつなく、まさに「やり手」といった印象だったそうです。

打ち合わせはほとんどがZOOMで行われ、月に一度G県に帰省する際に直接会って話を進める形でした。

しかし、F様はA社の担当者に対して、どこか「何か物足りなさ」を感じていたのも事実だったようです。

一方、B社は性能面でA社を上回っていました。

しかし、B社の担当営業はF様にとって「普通」であり、むしろ「しつこい」と感じることもあったため、

あくまで比較対象として残している状態だったとのこと。

他の住宅会社は、この時点で全てお断りになっていたそうです。

◆相見積もりについてはこちらの記事をご覧ください

3. B社担当者の「熱意」がF様の心を動かす

そんなある日、B社の担当者からF様に一本の連絡が入りました。

「東京へ行くので、少しお時間をいただけませんか?」という申し出でした。

F様は渋々ながらも応じ、結局ショールーム見学や打ち合わせで一日を費やすことになりました。

しかし、その日の新しい提案と、何よりも担当者の「非常に熱心な姿勢」に、F様は深く感銘を受けました。

A社との打ち合わせがまだ先である間にも、B社の担当者はさらに2度も東京を訪問したそうです。

F様は「このためだけに東京に来ているのだ」と理解し、その瞬間、F様の心境に大きな変化が起こりました。

当初はA社に傾いていた気持ちが揺らぎ、A社とB社で完全に迷ってしまったのです。

◆信頼できる担当者の記事はこちらからどうぞ

4. 迷いと決断:数千万円の買い物における「信頼」の価値

F様は、性能面で優位なB社と、当初の印象で優位だったA社の間で深く悩まれました。

しかし、最終的にF様の心を動かしたのは、「自分のためにどれだけ真剣に時間を使ってくれるか」

というB社担当者の「熱意」でした。

数千万円という人生で最も高額な買い物において、

F様は担当者の真摯な姿勢と、それによって築かれる「信頼」の価値を再認識したのです。

悩みに悩んだ末、F様はB社との契約を決断されました。

5. A社への断りとその後の展開

A社の担当者に契約辞退を伝えると、相手はF様との契約を確実なものと思い込んでいたようで、

激しく動揺したそうです。

しかし、A社の担当者が東京まで巻き返しに来ることはありませんでした。

F様は、B社担当者の「熱意」が、単なる性能や価格を超えて、

数千万円の買い物における「信頼」に繋がり、最終的な決め手となったことを実感されたとのことです。

6. 元住宅営業マンまめおやじの考察

私は当時、A社の営業担当とつきあいがあり、彼があまりにも自信満々で「F様は契約確定しています!」

と鼻息荒く言うので心配していました。

B社の営業の熱意が一番の要因ですが、A社の営業の慢心があったのは、

言うまでもありません。

彼には良い勉強になったことでしょう。

まめおやじ
まめおやじ

A社の営業は当時ものすごく忙しかったのですよ。

7. 遠方での住宅会社選びで失敗しない3つのポイント

F様の実例をもとに、元住宅営業マンの視点から遠方での住宅会社選びで本当に重要なポイントをまとめます。

ポイント①:担当者は「熱意」で選べ

F様がB社を選んだ最大の理由は、性能でも価格でもなく、担当者の「熱意」でした。

B社の担当者は、F様のためだけに東京へ3度足を運びました。
一方のA社担当者は、スマートで優秀でしたが、最後まで東京に来ることはありませんでした。

遠方での家づくりは、打ち合わせの回数が限られます。
だからこそ、「この人は自分のために動いてくれるか」を見極めることが、何より重要です。

見極めるチェックポイント

  • こちらから連絡しなくても、向こうから定期的に連絡が来るか
  • 遠方であっても、直接会いに来る姿勢があるか
  • 質問に対して、すぐに・丁寧に回答してくれるか
  • 「忙しい」を言い訳にしていないか

ポイント②:ZOOMだけで進める会社は要注意

A社との打ち合わせは、ほぼすべてがZOOM。
直接会うのは月に一度、F様がG県に帰省する時だけでした。

ZOOMは便利ですが、家づくりの打ち合わせをZOOMだけで済ませようとする会社には注意が必要です。

なぜなら、家づくりは数千万円の買い物。
素材の質感、空間の広さ、設備のグレード感は、画面越しでは伝わりません。

遠方のお客様であっても、ショールームへの案内や現地での打ち合わせを積極的に提案してくれる会社の方が、顧客への姿勢が本物と言えます。

◆「契約を急かす営業」記事詳細はこちらから

確認すべきこと

  • ショールームへの案内を提案してくれるか
  • 実際に建てた家の見学(OB訪問)を手配してくれるか
  • 直接会う機会を、会社側から作ろうとしているか

ポイント③:断った時の対応で本性がわかる

F様がA社に断りを入れた時、担当者は激しく動揺しました。
しかし、巻き返しに東京へ来ることはありませんでした。

これは非常に示唆的です。

断った時の対応は、その担当者・会社の本性が出る瞬間です。

契約前にこれを確かめる方法が一つあります。

それは、一度「少し考えさせてください」と伝えてみることです。

その後の対応を見れば、その担当者が「契約を取ること」しか考えていないのか、「お客様の家づくりを成功させること」を考えているのかが、

はっきりわかります。

良い担当者の反応

  • 急かさず、じっくり考える時間を与えてくれる
  • 断られても、誠実に理由を聞いてくれる
  • 感情的にならず、冷静に対応できる
  • 断られた後も、真摯な姿勢を崩さない

遠方での家づくりは、担当者との信頼関係がすべてと言っても過言ではありません。

性能や価格だけで決めず、「この人に任せたい」と思える担当者を選ぶことが、成功への近道です。

◆「遠方で家を建てるポイント」記事詳細はこちらから

まとめ

F様の事例は、遠方での家づくりにおいて、単なる価格や性能だけでなく、

営業担当者の「人間性」や「顧客への真摯な姿勢」がいかに重要であるかを教えてくれます。

特に遠距離でのコミュニケーションが中心となる場合、

顧客のために時間と労力を惜しまない「熱意」は、信頼関係を築き、最終的な決断を左右する大きな要因となり得ます。

家づくりは正解が一つではありません。
本記事の内容が、後悔のない判断をするための参考になれば幸いです。

筆者の考え方や立ち位置については当ブログについて
にまとめています。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

貴方にとって良い一日を~まめおやじ

この記事を書いた人
まめおやじ

元住宅営業マンが、業界在籍34年と自宅建築の経験を活かし、初心者むけに住宅トラブル回避に特化したブログを発信。

自宅:木造平屋(2019年築)受賞歴あり
経歴:大手木質系プレハブ会社
   大手鉄骨系プレハブ会社
   木造在来工法ビルダー
資格:宅建士
   ファイナンシャル
   プランナー

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