【元住宅営業マンのリアル体験】リビングの加湿器を変えたら快適すぎた|温度より湿度が大事だった話

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こんにちは。

元住宅営業マンまめおやじです。

突然ですが、あなたのお宅の加湿器、ちゃんと働いてますか?

実は私、この秋に加湿器を買い替えたんです。

そしたらもう、びっくりするくらい快適になったんですよ。

今日はその体験談と、改めて実感した「温度と湿度の関係」についてお話しします。

記事内の体感温度や湿度に関する内容は個人差がありますので、各自で調整することをおススメします。

この記事はこんな人におススメ
  • 加湿器から変な臭いがして困っている人
  • エアコンだけじゃ寒く感じる人
  • 電気代を節約したいけど快適に過ごしたい人
  • 冬の乾燥対策に悩んでいる人
  • 加湿器の買い替えを検討している人

私が加湿器を変えた理由

まず、なんで加湿器を買い替えたのか。

その経緯からお話しします。

空気清浄機付き加湿器の悩み

私の家では、ずっと空気清浄機付きの加湿器を使ってました。

「一台二役で便利!」って思って買ったんですけどね。

使い始めて数年経ったころから、変な臭いがするようになったんです。

最初は「掃除すれば直るだろう」って思ってたんですが、全然ダメ。

フィルター交換しても、タンク洗っても、臭い。

なんというか、生臭いような、カビ臭いような…。

リビングで加湿器をつけると、部屋中にその臭いが広がるんですよ。

結局、加湿器を使わなくなった

「これはもう無理だ」ってことで、加湿器機能は使わなくなりました。

空気清浄機としてだけ使う日々。

でも、そうするとどうなるか。

冬場、エアコンだけで暖房してると、寒く感じるんです。

「あれ?設定温度23度にしてるのに、なんでこんなに寒いの?」

設定温度を上げざるをえない始末。

エアコンの設定温度を上げると、電気代も上がる。

でもなんか快適じゃない。

そんな状態が続いてました。

この秋、ついに買い替えを決断

「もう我慢できない!」ってことで、この秋、ついに買い替えを決断。

色々調べて、ダイニチの加湿器を購入しました。

選んだ理由は、

  • ハイブリッド式で加湿力が強い
  • お手入れが簡単
  • 臭いが出にくいと評判が良い

この3つ。

特に「臭いが出にくい」ってのが決め手でしたね。

もう二度とあの生臭い空気は吸いたくない。

新しい加湿器がもたらした驚きの変化

で、実際に使ってみたら…

もう、びっくりするくらい快適なんです。

まず、臭いがしない

当たり前なんですけど、まず臭いがしない。

これがもう、最高。

清潔な空気を吸えるって、こんなに気持ちいいものなんだって再認識しました。

加湿器から出てくる蒸気も、無臭でサラッとしてる。

前の加湿器は何だったんだって感じです。

まめおやじ
まめおやじ

ちなみに以前使用していたメーカーは加湿器事業から撤退していました。。。。

エアコンなしでも快適

でも、一番驚いたのはコレです。

少し寒い時、エアコンなしで加湿器だけでも快適に感じるんです。

「え?加湿器って暖房じゃないよね?」って思いますよね。

私も最初は半信半疑でした。

でも本当に、体感温度が全然違うんですよ。

室温は19度くらいなんですが、湿度を50〜60%に保つだけで、22〜23度くらいに感じる。

エアコンつけなくても、普通の服装で過ごせるんです。

電気代も抑えられる

エアコンをつける回数が減ったので、電気代も抑えられました。

加湿器の電気代は、1日つけっぱなしでも10〜20円程度。

エアコンを1度下げるだけで、電気代が10%くらい削減できるって言われてます。

つまり、加湿器を使うことで、エアコンの設定温度を下げられる。

結果的に、電気代の節約にもなってるってわけです。物価高のこのご時世、ありがたいですね。

改めて実感した「温度と湿度」の関係

今回の経験で、改めて実感したことがあります。

それは、

快適さは温度だけじゃ決まらない

ってこと。

湿度が本当に大事なんですよ。

体感温度は湿度で大きく変わる

同じ室温20度でも、湿度30%と湿度60%じゃ、体感温度が3度くらい違うんです。

つまり、湿度30%の20度は17度くらいに感じる。

逆に、湿度60%の20度は23度くらいに感じるってこと。

だから、エアコンで室温を上げるより、加湿器で湿度を上げた方が、快適に感じることがあるんです。

なぜ湿度があると暖かく感じるのか

これには、ちゃんと科学的な理由があります。

①気化熱が奪われにくい

空気が乾燥してると、私たちの肌の表面から水分がどんどん蒸発します。

蒸発するときに体温が奪われる(気化熱)ので、寒く感じるんです。

湿度が高いと、この蒸発が抑えられるので、体温が奪われにくい。

だから暖かく感じるんですね。

②空気の熱容量が大きくなる

湿った空気は、乾いた空気より熱容量が大きいんです。

つまり、熱を保持しやすい。

だから同じ温度でも、湿度が高い方が暖かく感じるってわけ。

夏の湿度が高い日を思い出してください。

気温が30度でも、湿度が高いと35度くらいに感じますよね。

それと同じ原理です。

③皮膚感覚の違い

人間の皮膚は、温度だけじゃなくて湿度も感じ取ってます。

適度な湿度があると、皮膚が快適だと認識するんですよ。

逆に乾燥してると、肌がつっぱったり、不快に感じる。

これも体感温度に影響してるんです。

加湿器選びのポイント

じゃあ、どんな加湿器を選べばいいのか。

私の経験も踏まえて、ポイントをまとめます。

①加湿方式をチェック

加湿器には大きく分けて4つの方式があります。

スチーム式

  • 水を沸騰させて蒸気を出す
  • 衛生的だけど、電気代が高い
  • 吹き出し口が熱くなる

気化式

  • 水を含んだフィルターに風を当てて加湿
  • 電気代が安いけど、加湿力は弱め
  • 音が気になることも

超音波式

  • 超音波で水を霧状にする
  • 安くて静かだけど、お手入れ次第で雑菌が飛ぶ
  • 白い粉(カルキ)が周りにつくことも

ハイブリッド式

  • スチーム式と気化式の組み合わせ
  • バランスが良いけど、本体価格は高め
  • 私が選んだダイニチもコレ

個人的には、ハイブリッド式がオススメです。

加湿力もあるし、衛生面も安心。

電気代も、スチーム式よりは安いです。

②適用畳数を確認

加湿器には「適用畳数」が書いてあります。

例えば「木造和室8畳/プレハブ洋室13畳」みたいな感じ。

これ、実は最低限の目安なんですよ。

快適に使いたいなら、実際の部屋より大きめの容量を選ぶのがコツ。

10畳のリビングなら、15畳対応くらいのものを選ぶイメージです。

そうすると、加湿スピードも早いし、常にフルパワーで動かなくていいから静かです。

③お手入れのしやすさ

これ、めちゃくちゃ大事。

私が前の加湿器で失敗したのも、お手入れの問題でした。

  • タンクが広口で洗いやすい
  • フィルターが取り外しやすい
  • パーツが少なくてシンプル

この3つをチェックしてください。

お手入れが面倒だと、絶対にサボります。

そして、臭いの原因になります。

④静音性

寝室で使う場合は、特に重要。

運転音が大きいと、寝られないですからね。

できれば店頭で実物を見て、音を確認するといいです。

ネットで買う場合は、レビューをよく読みましょう。

⑤タンク容量

タンクが小さいと、頻繁に給水しないといけない。

これが意外とストレスなんですよ。

最低でも3〜4リットルは欲しいところ。

5〜6リットルあれば、1日中つけっぱなしでも大丈夫です。

加湿器を使う時の注意点

快適な加湿器ですが、使い方を間違えると逆効果になることも。

注意点をまとめます。

湿度は60%を超えないように

湿度が高すぎると、今度はカビやダニの原因になります。

快適な湿度は40〜60%。

できれば湿度計を置いて、チェックしながら使いましょう。

最近の加湿器は湿度センサーがついてるものが多いので、自動運転がオススメです。

定期的なお手入れは必須

どんなに良い加湿器でも、お手入れをサボればダメになります。

  • タンクの水は毎日交換
  • 週に1回はタンクを洗浄
  • 月に1回はフィルター掃除
  • シーズンオフには完全分解して洗浄

これくらいはやりましょう。

面倒に思えますが、慣れれば10分もかかりません。

置き場所にも注意

加湿器の置き場所も大事です。

  • エアコンの風が直接当たる場所は避ける
  • 壁から30cm以上離す
  • できれば部屋の中央付近
  • テレビやパソコンの近くは避ける

こうすると、効率よく加湿できます。

換気も忘れずに

加湿器をつけっぱなしにしてると、空気が淀みます。

1〜2時間に1回は換気しましょう。

冬場は「せっかく暖めたのに…」って思うかもしれませんが、5分程度の換気でOK。

新鮮な空気を入れることで、より快適になりますよ。

まめおやじが選んだダイニチの加湿器

結論、こちらを購入しました。

理由:

象印とダイニチを検討。象印は広いLDK用がなかったのでダイニチに。

決め手はカンタン取り換えフィルターを使うと掃除やつけ置き洗いが無くなる点です。

エアコンと加湿器の組み合わせ方

エアコンと加湿器、どう組み合わせるのがベストか。

私なりのコツをお伝えします。

気温10度以上:加湿器のみでOK

外気温が10度以上の日は、加湿器だけで十分です。

室温は19〜20度くらいになりますが、湿度を50〜60%に保てば快適。

エアコンなしで過ごせるので、電気代も節約できます。

気温5〜10度:加湿器メイン、時々エアコン

この温度帯は、基本は加湿器で過ごして、寒く感じたらエアコンをちょっとだけつける。

エアコンの設定温度は20〜21度でOK。

以前は23〜24度にしてたので、かなり節約になってます。

気温5度以下:エアコン+加湿器

さすがにこれくらい寒いと、エアコンは必須。

でも、加湿器も併用することで、エアコンの設定温度を2度くらい下げられます。

これだけで電気代が20%くらい削減できるんですよ。

加湿器以外の湿度管理テクニック

加湿器だけじゃなく、他にも湿度を保つ方法があります。

洗濯物の部屋干し

冬場は洗濯物を部屋干しするだけで、かなり加湿されます。

ただし、干しすぎると湿度が上がりすぎるので注意。

湿度計を見ながら調整しましょう。

観葉植物を置く

観葉植物は、葉っぱから水分を蒸散させます。

これも自然な加湿になるんですよ。

見た目も良くなるし、一石二鳥。

大きめの観葉植物を2〜3鉢置くと、かなり効果があります。

コップに水を入れて置く

手軽な方法として、コップに水を入れて置くのもアリ。

正直、効果は限定的ですが、ないよりはマシ。

デスク周りとか、ピンポイントで加湿したい場所に置くといいですね。

まとめ

加湿器を買い替えたことで、改めて実感しました。

快適さは温度だけじゃ決まらない。湿度がめちゃくちゃ大事。

同じ室温でも、湿度が違うだけで体感温度が3度も変わるんです。

エアコンで室温を上げるより、加湿器で湿度を上げた方が、

  • 快適に感じる
  • 電気代が安い
  • 肌にも優しい

いいことだらけなんですよ。

もしあなたの家の加湿器が、

  • 変な臭いがする
  • 加湿力が弱い
  • お手入れが大変

こんな状態なら、買い替えを検討してみてください。

私はダイニチを選びましたが、他にもシャープやパナソニック、象印など、良いメーカーはたくさんあります。

大事なのは、

  • 部屋より大きめの容量を選ぶ
  • お手入れしやすいものを選ぶ
  • 定期的にメンテナンスする

この3つ。

冬場の快適さが全然変わりますよ。

エアコンだけで寒さを凌ごうとしてる方、ぜひ加湿器を見直してみてください。

「こんなに違うの?」ってきっと驚くはずです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

元住宅営業マンまめおやじ ブログ:正直住宅コンサルタント 住宅購入や建築に関する正直で実践的なアドバイスを発信中!

ここまで読んで頂きありがとうございました。

貴方にとって良い一日を~まめおやじ

この記事を書いた人
まめおやじ

元住宅営業マンが、業界在籍34年の経験を活かし、これから家を考えている人に役立つ情報を発信するブログ。

自宅:木造平屋(2019年築)受賞歴あり
経歴:大手木質系プレハブ会社
   大手鉄骨系プレハブ会社
   木造在来工法ビルダー
資格:宅建士
   ファイナンシャル
   プランナー

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