1. はじめに:ウッドデッキは「夢の空間」?それとも「後悔の種」?

こんにちは。元住宅営業マンまめおやじです。
新築住宅でウッドデッキを検討中の皆様へ。ウッドデッキは憧れの空間ですが、選び方を間違えると後悔の種にもなりかねません。
「まさか、こんなはずじゃなかったのに…」とならないよう、この記事では元住宅営業マンの私が、失敗談を交えながらウッドデッキ選びの秘訣を徹底解説します。
最後まで読めば、あなたのウッドデッキは最高の空間になるでしょう。
- 新築でウッドデッキの設置を検討している方
- ウッドデッキの素材選びで迷っている方
- ウッドデッキの費用が不安な方
- ウッドデッキを長く快適に使いたい方
- ウッドデッキ選びで後悔したくない方


2. ウッドデッキ選びで「まさか!」の失敗談:元住宅営業マンが見たリアルな声

私がお客様から聞いた、あるいは目にしてきたウッドデッキの失敗談をご紹介します。
これらは決して他人事ではありません。
ご自身のケースと照らし合わせながら読んでみてください。
失敗談1:メンテナンスを甘く見ていた!
「天然木は風合いが良いから」と選んだA様。定期的な塗装を怠り、数年後には木材が腐食し、ささくれが目立つように。
「結局、ほとんど使わなくなってしまって…」と残念そうでした。
天然木の美しさを保つには手間と時間がかかります。
メンテナンスを甘く見ると、せっかくのウッドデッキが台無しになることも。
失敗談2:思ったより使わない…広さや配置の誤算
「広いウッドデッキでバーベキューを!」と大きなウッドデッキを設置したB様。
しかし、実際は洗濯物干し場に。夏は西日で暑く、冬は日当たりが悪く寒いといった配置の誤算もありました。
ウッドデッキは広ければ良いわけではありません。
ライフスタイルや日当たり、風向きを考慮しないと「思ったより使わない」結果になりがちです。
失敗談3:予算オーバー!見落としがちな追加費用
「本体費用は予算内だったのに、最終的に大幅オーバー」というC様。
ウッドデッキの費用は本体価格だけではありません。
基礎工事、フェンス、照明、日よけなどのオプション費用がかさむことがあります。
将来の修繕費用まで考慮していなかったため、後から後悔されていました。
ウッドデッキは本体価格だけでなく、設置から維持、将来のことまで含めた「総額」で考えることが重要です。
3. 失敗しないためのウッドデッキ選び:プロが教える3つのポイント

失敗談を踏まえ、ウッドデッキ選びで後悔しないための具体的なポイントを3つご紹介します。
これらを押さえれば、理想のウッドデッキを手に入れられるでしょう。
ポイント1:素材選びは「メンテナンス」と「耐久性」で決める!
ウッドデッキの素材は天然木と人工木(樹脂木)の2種類。
それぞれの特徴を理解し、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
•魅力: 本物の木の温もり、美しい木目、経年変化を楽しめます。自然素材にこだわりたい方に。
•注意点: 定期的な塗装や防腐処理が不可欠。怠ると腐食や色あせ、ささくれの原因に。価格も高価な傾向があります。
•魅力: 木粉とプラスチックの混合素材。腐食やシロアリの心配が少なく、色あせしにくい。 メンテナンスは水洗いでOKと非常に楽。耐久性も高く、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れます。
•注意点: 天然木のような自然な風合いは期待できません。夏場は表面温度が高くなりやすいデメリットも。
「メンテナンスにかけられる時間」と「求める風合い」をじっくり考えて選びましょう。
ポイント2:用途とライフスタイルに合わせた「サイズと配置」
ウッドデッキ設置前に「そこで何をしたいか」を具体的にイメージしましょう。
- 家族で食事?
- 子供の遊び場?
- 洗濯物干しスペース?
- 読書やティータイムを楽しむ空間?
用途によって、必要な広さや形状、配置は大きく変わります。

私は人工木のデッキを8帖設置してますが、布団干すのに便利。時々、七輪で魚や肉を焼いたりして楽しんでますよ。
日当たり、風通し、隣家からの視線も考慮が必要です。
夏場の日差し対策や冬場の日当たりなど、ご家族でウッドデッキでの過ごし方をシミュレーションすることをお勧めします。
最適なサイズや配置が見えてくるはずです。
ポイント3:隠れた費用を見逃すな!総額で考える予算計画
ウッドデッキの費用は本体価格だけで判断せず、以下の項目をすべて含めた「総額」で予算を立てましょう。
- ウッドデッキ本体価格: 素材や広さで変動
- 設置工事費: 専門業者に依頼する場合の費用
- オプション費用: フェンス、手すり、ステップ、照明、シェードなど
- 基礎工事費: 地盤の状態により追加費用
- メンテナンス費用: 天然木の場合、定期的な塗装や防腐処理
複数の業者から見積もりを取り、内訳を詳しく確認し、比較検討が重要です。
安さだけでなく、長期的な視点で「総額」を把握しましょう。
◆外構工事に関する記事はこちらをご参照ください。


4. ウッドデッキを長持ちさせる秘訣:簡単なメンテナンス術

せっかく設置したウッドデッキを長く快適に使うためのメンテナンス術をご紹介します。
- 日常のお手入れ: 掃き掃除や水拭きで砂や落ち葉を除去。溝の汚れは腐食の原因に
- 定期的な塗装: 半年から1年に一度、防腐・防虫塗料を塗布。劣化を防ぎ、美しさを保ちます。
- 補修: ささくれやひび割れはサンドペーパーや専用補修材で早めに対処。

これだけ猛暑だと木の傷みもすすみますね
- 日常のお手入れ: 基本は水洗い。ひどい汚れは中性洗剤とブラシで。
- カビ対策: 日陰ではカビ発生も。市販のカビ取り剤は素材への影響を確認して使用。
- 日頃から状態をチェックし、早めに対処することが大切です。
- ご自身でのメンテナンスが難しい場合は、専門業者に相談し、プロのメンテナンスで寿命を延ばしましょう。

私は人工木のデッキを8帖設置してますが、年に2回はデッキブラシでゴシゴシ洗ってます。
1回約30分程度です。そろそろケルヒャーを導入しようかな。
5. まとめ:ウッドデッキは「賢い選択」で最高の空間に!

ウッドデッキは、適切な知識と計画があれば、暮らしを豊かにする素晴らしい空間になります。
しかし、安易な選択は後悔につながる可能性も。
今回ご紹介した失敗談から学び、素材選び、サイズと配置、予算計画の3つのポイントをしっかり押さえることで、きっとあなたにとって最高のウッドデッキを手に入れられるでしょう。
ウッドデッキは、家族の笑顔が生まれ、日々の疲れを癒す場所。

ぜひこの記事を参考に、後悔のない「賢い選択」をして、理想のマイホームライフを実現してください。
まずはご家族で「どんなウッドデッキが欲しいか」「どう使いたいか」を話し合い、迷ったときは信頼できる住宅のプロに相談することをお勧めします。
元住宅営業マンまめおやじ ブログ:正直住宅コンサルタント 住宅購入や建築に関する正直で実践的なアドバイスを発信中!


ここまで読んで頂きありがとうございました。
貴方にとって良い一日を~まめおやじ
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