不動産屋 【前編】

住宅業界

正直住宅コンサルタント 

まめおやじです。

不動産屋さんてどんなイメージありますか?

最近は大手の会社がTVCMを大量に流しているので悪いイメージはないかと思います。全国に不動産屋は約12万社あるといわれています。

全国のコンビニが約5万店舗ですので、かなり多いという印象ではないでしょうか。

不動産業

開業するには、国や県に申請して、宅建業免許を取得しないと営業できません。

お金を供託し、従業員5人のうち1名は宅建士を事務所に常駐しないといけません。開業のハードルは高いのです。

宅建業法というものは昭和27年規定されましたが、当時、顧客と業者では圧倒的に知識量に差があり、悪さをする業者がでてくる前提で作っている法律なのです。

今では、情報量の格差はかなり縮ってますが。

宅地建物取引士

難しい国家試験ですので、ちゃんと学習しないと合格しません。全国で約23万人が受験し、合格率は約17%(2023年データ)。

そのうち、主婦学生が15%占めています。難易度のわりに就職転職に有利とされ、人気資格です。

試験は毎年10月第三日曜日の年一回。9月は半期決算の会社が多く、無理をしてでも契約をとる月です。

決算が終わったと思ったら、宅建の試験と受験生は気が抜けません。なので、住宅営業をしながらの合格は簡単ではありません。

筆者は4度目の受験でやっと合格しました。お若い方は早めに受験、合格をおすすめします。年を重ねてからの受験はかなりしんどいです。

不動産の分類

不動産屋といってもさまざまタイプがあり、担っている業務が違ったりします。

大まかにわけると以下のようになります。

1.アパートマンション賃貸(CMでよく見る)

2.地主からの売りたい情報の仲介(あまり表にはでてこない)

3.地主から土地を仕入れて分譲地にする開発(URとか〇〇電鉄不動産とか)

4.顧客からの買いたい情報の仲介(TVCMで見る会社)

5.スーパーや店舗の事業用借地の仲介(あまり表にはでてこない)

大きく分けるとこんなかんじです。当然、賃貸、売買両方行うという会社もあります。

住宅用地を探している住宅営業マンが関係するのは、2.3.4となります。

住宅業界と不動産業界

土地がないと建物を建てる事はできません。

土地を見つけてから建物を探す人、気に入った建物をきめてから、ゆっくり土地を探す人、さまざまです。

今は不動産サイトが充実しているので、先に不動産屋に行くケースは以前よりは減少していると思います。

同時に両方さがす人もいます。いずれにしても、両者の関係は密接に結びついています。

後編ではもう少し詳しく、住宅会社と不動産業界の密接な関係を書いてみたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

貴方にとって良い一日を~ まめおやじ

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