最初の3年間は大変でした【前編】

自分のこと

こんにちは 正直住宅コンサルタント まめおやじです。

住宅業界に在籍し、さまざま人との出会いがあり、いろんな人にお世話になりました。

なかでも、営業をはじめた3年間の大変で色々助けていただきました。その時の様子を前編と後編に分けて紹介したいと思います。

配属

本社での研修期間が終わり、全員展示場へ配属。私だけ、住宅展示場でなく、商店街のはずれの事務所へ配属。

元々不動産業者とのジョイントのための事務所でしたが、バブル崩壊後、不動産業者とは接触禁止になっていた。

どうやって営業するのだろう。

建て替え地域を飛込み訪問、名簿リスト(以前、カタログ請求した、展示場へ遊び行ったときにアンケート書かされた、今は建てないけどいづれ建てるかもしれない人リスト)をひたすら電話、訪問。手作りチラシを作成してポスティング。

準備が大変な現場見学会(完成した家の引渡し前をお借りした見学会)もひんぱんに開催した。チラシポスティングを周辺にどれだけ行ったか。

しかし、来場がほとんどない、反応がない。

同期が次々と契約をとってくる中、なかなか結果がでず、悶々とする日々。

同期は先輩同行のもと、多くの商談をかかえて生き生きしているように見える。事務所には客は来ない。何なんだこの差は。

新人の配属先としては厳しく、劣悪な環境。家から近いから?厳しい環境でも耐えられる評価があったのだろうか。いや、ないな。

建てる見込みの薄い名簿リストを電話訪問で何巡しても、結果が出ない日々。

常にイライラ。案件も少なく、先輩たちの忠告もあまりきかず、扱いにくい新人だったのでしょう。

事務所の雰囲気も良くなくて、窓がないこともあり、常に空気はたばこの煙とともによどみ、重たい空気が充満していた。

事務所の成績は常に最下位。

上司、先輩方も他部署へ異動、辞職 と人数が減り、2年目は私と新人2人の3人になり、3か月ほどして事務所は閉鎖が決定。

配属したての大事な時期に散々な事務所へ配属になったということ。その時の新人2名は業界は離れた今でも時々会っている。

最初の異動

次の配属先は自宅から2時間以上かかる業績の悪い展示場。

土地勘もなく、不安だったが、心機一転、がんばろう。待望の展示場勤務だ。

営業所内で一番成績を上げているT先輩にくっついた。明るく面白くおしゃれなT先輩。

先輩のお手伝いしながら、教えを乞い、商談の進め方や話し方を盗もうと頑張った。

事務所時代よりはお客様は増えた。相変わらず、結果は散々。まったく契約がとれない。

長時間労働、休日出勤、長距離通勤がたたり、遅刻が増え、注意した上司に逆ギレする始末。暴飲暴食、休みの日は昼まで寝ている。

仕事は一生懸命やっているつもりだった。T先輩にも積極的に質問したり、他の社員のアドバイスも受け入れた。

T先輩はカレーと焼肉が好きで平日の昼はカレー、火曜日の深夜は焼肉にとよくつきあった。

仕事の話がほとんどでここでよくアドバイスを頂いた。この時間が楽しく、今でもなつかしい。

おまえがなぜ、売れないかがわからない」

いつもそう言ってくれたT先輩。

事務所時代より明らかに商談件数が増えたが、契約までには至らなかった。いいところまでいくのだが、決まらない。

そんな中、つづけてこられたのはT先輩のおかげ。がむしゃらに頑張ってきたが、結果がでず、自分はダメなのかと何度も思ったが、T先輩が、そんな言葉をいつもかけてくれた。

今にもくずれおちそうな自分を支えてくれた。本当にありがとうございました。

後半へつづく。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

あなたにとって良い一日を ~まめおやじ

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