ザ・昭和の営業会議

住宅会社

こんにちは 

正直住宅コンサルタント まめおやじです。

私が以前在籍していた会社では、月初め第一月曜午後に営業会議というものが開催されてました。その模様を少し再現したいと思います。

「それでは〇月度営業会議を開催します。起立!」

「よろしくお願いします!」「よろしくお願いします!」

営業推進課という部署が各営業所の営業成績、着工 完工など各種数字を管理している。

管理部門なのでちょっとエラそうにしている。会議の音頭は営業推進課課長がとる。

「〇〇営業所発表します。先月目標〇棟に対して〇棟の実績でした。未達になり申し訳ありません。

未達の原因は予定していた〇〇邸が〇〇会社に競合敗戦、〇〇邸は見積もり提示しましたが、結論でず、次月以降へ結論持ち越しとなっております。

これも私の指導力不足によるものです。今月は自分の商談のみならず、部下の同行同席、月曜ミーティングの強化でリカバリーして参ります。」

店長は営業所の数字責任を負うので、未達をしおらしく謝罪。そつなく、目立たず。

「今期事業計画〇棟に対して進捗〇棟で、マイナス〇棟となっております。」

そもそも事業計画の数字が高すぎるので、達成したためしがない。

バカ売れする分譲地をかかえるとかないと、どこの営業所もなかなか達成はできない。

「来月予定ですが、〇棟目標で報告いたします。具体客は、私の〇〇邸〇〇邸、A君の〇〇邸〇〇邸、B君の〇〇邸〇〇邸、新人C君の〇〇邸 この7邸から4棟を契約します。」

「済・確定をお願いします」

「済ゼロ、確定ゼロ、ほぼ確1です。」

「チャレンジは?」 は? 何それ?

「チャレンジ目標を言ってください」テキトーにいってやれ

「5棟でお願いします」

こんな感じで各営業所の発表がつづく。当然、発表数字は高め。今月は厳しいなんて言えるわけがない。

大体、会議の時点で商談ベースになってなければ、月末までに契約するなんてなかなか難しい。

目標数字を実現可能なぎりぎりのラインに膨らまして発表。大きすぎても少なすぎても突っ込まれる。ぎりぎりを数字をせめる。

全ての営業所の発表が終わる。

「はい、発表ありがとうございます。

合計しますと、全体で目標〇棟 うち済〇棟・ほぼ確〇棟。チャレンジ目標は〇棟となっております。

必達数字でお願いします」上から目線。おまえがいうな。

「では、支店長お願いします」

「ん、目標は〇棟いうことはやな、7掛けで〇棟か・・・」支店長はお見通し。

営業は高めに発表。支店長は7掛けに。何やってんだかね。この会議は。

今月一人で3棟します!なんて根拠なく言い出す奴がいて、よき思い出です。。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

あなたにとって良い一日を ~まめおやじ

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