こんにちは。元住宅営業マンまめおやじです。
住宅購入を考え始めたとき、最初に直面するのが「資料請求」や「住宅展示場訪問」です。
しかし、最近ではインターネットの普及により、住宅選びの方法や営業のスタイルが大きく変化しています。
本記事では、現代の住宅購入の流れと、どの方法が最適か、メリット・デメリットを整理しながら解説します。
- これから家を検討する人
- 家を検討している人
- この会社に決めようか悩んでいる人

今どきの住宅選びをご紹介します!

1.資料請求:住宅購入の第一歩

住宅購入を検討し始めると、まずはWEB検索をしてカタログを請求する方が多いでしょう。
資料請求の際、個人情報(名前や住所、電話番号など)を入力し、数日以内にカタログが届きます。
これが住宅会社との初めての接点になります。
資料請求後には営業マンからの連絡が始まります。
ほとんどの場合、電話やメールでの営業が主流ですが、一部の熱心な営業マンは自宅まで足を運び、直接訪問することもあります。
これらの営業活動は、購入を本格的に検討している顧客にとっては大きな第一歩となります。
この段階で、どの会社が自分に合っているかをある程度絞り込み、次のステップに進むことになります。
しかし、この後に待ち受ける選択肢の数々に圧倒されることも少なくありません。
2.住宅展示場:実物を見て触れる機会

次に、住宅展示場を訪れることになります。
住宅展示場には主に以下の二つの形式があります。
2-1. 単独展示場
住宅会社が独自に出展する展示場です。
この展示場は、大手の住宅展示場と比べて集客力は限られますが、その分コストを抑えた展示が可能です
。しかし、集客力が低いため、来場者数が少ないことが課題となる場合もあります。
2-2. 総合展示場
大手住宅会社が集まる総合展示場では、1度に複数社を見学できる大きなメリットがあります。
ここでは、さまざまなタイプの住宅を比較し、実際に自分が住みたい家をイメージすることができます。
また、主催者側が行う広告宣伝やイベント(動物園やキャラクターショーなど)によって、集客力も非常に高く、家族連れで訪れるには最適な場所です。
総合展示場に足を運ぶことで、各社の特徴やプランを比較検討することができ、購入後の生活をイメージしやすくなります。
3住宅紹介会社:中立的立場から最適な選択肢を提案

WEB検索の普及により、住宅紹介会社が登場しました。
これらの会社は、住宅会社が自社の製品をアピールするのに対し、あくまで中立的な立場から最適な住宅会社を紹介するサービスを提供しています。
住宅紹介会社の最大のメリットは、個別の要望に応じた最適な住宅会社を提案してくれる点です。
これらの会社は、住宅選びだけでなく、資金計画やライフプランのサポートも行っており、信頼できるファイナンシャルプランナー(FP)や保険の専門家がアドバイスをしてくれることもあります。
住宅紹介会社を利用することで、自分に最適な家の選び方や資金計画が明確になるので、非常に便利です。
ただし、住宅紹介会社を経由すると、紹介料が発生するため、その分のコストが住宅購入費に影響を与える可能性もあります。
これは、会社によって全然違います。気になる方は聞いてみましょう。
紹介料を気にせず、しっかりと選定を進めたい場合には注意が必要です。
4.不動産屋からの紹介:土地と住宅のセット提案

不動産屋が住宅を紹介するケースもあります。特に土地を購入した顧客に対して、住宅をセットで提案することが一般的です。
WEBが普及する前は、土地を購入した顧客に住宅を合わせて紹介するというスタイルが多く見られましたが、現在では少し減少傾向にあります。
しかし、それでも土地の選定と住宅の選定を同時に行いたい顧客には、依然として有効な方法です。
不動産屋からの紹介を受けることで、土地選びと住宅選びを一貫して行うことができ、より効率的に購入を進められる場合があります。
5.友人や知人からの紹介:信頼できる営業マンとの出会い

古くから変わらず、友人や知人からの紹介も一定数存在します。
これは、実際に家を建てた人からその会社や営業マンを紹介してもらうパターンです。
紹介された営業マンとの信頼関係が築けるため、契約までの流れがスムーズになることが多いです。
特に、営業マンと直接信頼関係を築いている場合、後々の対応が非常に良くなることが多いため、紹介を受けるメリットは大きいと言えます。
6.住宅営業の現状とその変化
近年、住宅購入を希望する消費者が多様化したため、営業のスタイルも大きく変わっています。
住宅展示場への直接来場者数が減少し、代わりに住宅紹介会社を通じた来場が増えています。
これにより、営業マンは効率よくスケジュールを組むことができるようになり、営業活動が一部で効率化されました。
一方で、住宅紹介会社を経由することには紹介料が発生するため、価格交渉が難しくなることもあります。
特に注文住宅の場合、価格が一見分かりにくいため、気をつけて契約を結ぶことが重要です。
7.まとめ:選択肢が増えた時代に必要な情報を見極める
住宅購入の選択肢が増え、消費者はより慎重に情報を収集できる時代となりました。
住宅会社を選ぶ際には、信頼できる営業マンと出会い、あなたのライフスタイルに合った最適な家を選ぶことが大切です。
住宅紹介会社を利用することで、より効率的に住宅購入が進む一方で、紹介料や値引きの影響も考慮しなければなりません。
最適な選択をするためには、情報をしっかりと収集し、慎重に判断することが必要です。
住宅購入の流れと営業スタイルが進化した今、最適な選択肢を見つけるために必要な知識を身につけ、良い家を見つけてください!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
あなたにとって良い一日を ~まめおやじ

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