こんにちは。元住宅営業マンまめおやじです。
住宅展示場は、理想のマイホームづくりの第一歩。
しかし、営業マンの巧みな話術や展示空間の演出に流されてしまうと、後悔する決断をしてしまうこともあります。
本記事では、元住宅営業マンの視点から、住宅展示場でやってはいけない5つの注意点を紹介します。
これから家を建てようと考えている方、モデルハウスを見学する前に読んでおくべきポイントをぜひ参考にしてください。
・これから住宅を建てようと考えている方
・住宅展示場に初めて行く予定の方
・営業マンの対応に不安を感じている方

1. なんとなく見に行く

「とりあえず行ってみよう」と軽い気持ちで住宅展示場を訪れると、営業トークに巻き込まれ、気づけば長時間の接客や仮契約の話に進んでしまうケースもあります。
見学前に次のような目的を明確にしておきましょう。
- 木造と鉄骨、どちらが気になるか
- 平屋が良いのか、2階建てが良いのか
- おおよその予算感
平屋や2階建てか悩んでいる方はこちらの記事をどうぞ
目的がはっきりしていれば、住宅展示場 見学時の失敗を避けることができます。
2. アンケートに軽い気持ちで個人情報を書く
モデルハウスのアンケートに何気なく記入してしまうと、後日、営業マンから頻繁に電話や訪問がくることがあります。
特にまだ検討段階であれば、慎重に対応するべきです。
対応例:
- 名前だけ記入し、「連絡は不要」と明記
- メールアドレスのみ記入
- 「情報収集中のためこちらから連絡します」と名刺をもらう
住宅営業マンは全力でアンケートを取りに来ますので、個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。
3. 営業マンの話をすべて鵜呑みにする

営業マンは「この家は2000万円台で建てられますよ!」と魅力的に話しますが、モデルハウスはフルオプション仕様であることが多く、実際の建築費とは大きな差があることも。
以下のような確認を忘れずに:
- この仕様は標準ですか?オプションですか?
- この建物の建築費はいくらですか?
- 坪単価に含まれる項目は何ですか?
多くの営業マンのコトバはセールストークと思った方が無難です。
4. その場の雰囲気で仮契約・申込をしてしまう
モデルハウスを見て気持ちが高ぶり、「ここに決めたい!」と思っても、即決は危険です。
展示場は非日常的な空間で、冷静な判断が難しくなりがちです。
その場でサインを求められても、次のように一度持ち帰りましょう。
- 「家族と相談してから決めたいです」
- 「他社も比較してから判断したいです」
- 「親戚の建築関係者に相談します」
5. 他社と比較せずにその場で「ここにしよう」と決める
一社だけ見て決めてしまうのは、後悔の原因になります。
ハウスメーカーごとに構造・性能・保証・価格などが異なるため、最低3社は比較検討することが重要です。
比較するポイント:
- 断熱性能や耐震性などの基本性能
- 間取りやデザインの自由度
- 詳細な見積と図面
- 営業マンとの相性
営業マンに関する記事はこちらをどうぞ
見学するのは多くても良いですが、具体的に検討するのは3社程度にしましょう。
打合せが毎週のように入りますし、最終的に断るのも、しんどいです。
まとめ:元住宅営業マン目線でのアドバイス

- 具体的に3社は図面見積を取りましょう
- 紹介会社経由だと優秀な営業マンにあう確率があがります
- 予約せずにいくと売れない営業マンにあう確率があがります

住宅展示場は、上手に活用すれば理想の家づくりのための強力な情報源になります。
しかし、営業マンの話を鵜呑みにせず、自分の軸を持って行動することが何より大切です。
営業マン側の本音としては、「冷静に情報を比較するお客様ほど、満足度の高い家を建てる傾向がある」と実感しています。
焦らず、じっくりと進めていきましょう。
家づくりで失敗しないために、住宅展示場の正しい使い方をぜひ意識してみてください。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
あなたにとって良い一日を~まめおやじ
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