こんにちは、元住宅営業マンまめおやじです。
住宅営業は高額な商品を扱う仕事でありながら、激務で離職率も高い業界です。エンドユーザー相手に何千万もの買い物をサポートするプレッシャーがあり、転職を考える営業マンも多いのが現実です。本記事では、住宅営業の転職事情について、ヘッドハンティングの実態や他業種への転職ケース、売れる営業マンの特徴について詳しく解説します。
- これから家を検討する人
- 最近、優秀な営業マンと家の契約をした人
- 現役の住宅営業マン

2回転職したよ

1. 住宅営業の離職率は高い?

住宅業界は労働環境が厳しく、特に営業職は離職率が高い傾向にあります。その理由は主に以下の3点です。
- 長時間労働:土日も仕事、夜遅くまで商談が続くことも。
- 精神的プレッシャー:数千万円の商品を扱うため、契約のプレッシャーが大きい。
- ノルマの厳しさ:売上目標が厳しく、達成できないと評価が下がる。
こうした理由から、他業種へ転職する営業マンも少なくありません。
2. ヘッドハンティングの実態

2-1. 住宅営業マンは引く手あまた?
住宅営業で優秀な成績を残した営業マンは、他社から引き抜かれることがよくあります。ただし、企業が求めるのは「優秀な営業マン」ではなく「売れる営業マン」です。
企業側の心理としては、
- 売上を上げられる人材が欲しい
- 即戦力となる営業マンを確保したい
- 競合他社から顧客情報やノウハウを得たい
といった意図があります。
2-2. ヘッドハンティングの手口
ヘッドハンティングは、以下のような方法で行われます。
- 顧客を装って営業マンに接触
- 携帯電話に直接連絡がくる
- 転職エージェント経由で打診される
特にエリア初進出の企業や、大量退職が発生した企業は、積極的に人材確保を行う傾向があります。
3. 住宅営業マンの転職先
3-1. 先に転職した同僚に引っ張られるパターン
最も多いのが、元同僚が先に転職し、その後輩や同僚を誘うケースです。このパターンのメリットは以下のとおり。
- 会社の雰囲気を事前に知ることができる
- 待遇や労働環境の実態が分かる
- 転職後の適応がしやすい
特に、待遇面が良くなる場合には積極的に転職を考える営業マンも多いです。
3-2. 他業種への転職
住宅営業は激務なため、ワークライフバランスを重視して他業種へ転職するケースもあります。
- 家族の意向で転職:奥様やご両親の意向で、より安定した仕事へ。
- 勤務時間の安定を求めて:土日休みの職種へ転職。
- 営業経験を活かして:異業種の営業職へ。
まめおやじですの元部下もほとんどが他業種へ転職し、それぞれの道で頑張っています。
3-3. 不動産業界への転職

不動産業界は、宅建資格を持っているベテラン営業マンが転職しやすい業界です。住宅営業を経験した後、不動産仲介業へ移るケースも多く見られます。
- 売買仲介業者に転職
- 独立開業するケースも
住宅営業と不動産業は密接に関わっているため、スムーズに転職できる点がメリットです。
3-4. 保険業界への転職

過去には、外資系保険会社が日本市場に参入した際、住宅営業マンの名簿が出回り、多くの営業マンが保険業界へ転職しました。しかし、高額な年収に釣られて転職したものの、生き残るのはごく一部でした。
4. 住宅営業の転職事情と業界の課題
現在、住宅業界全体で人材不足が深刻化しています。
- 注文住宅を扱える営業マンが不足
- 教育コストを削減するため、経験者の引き抜きが増加
- 売れる営業マンは業界内を転々とするケースも
特に、高額な報酬で引き抜かれた営業マンは、成果を出せなくなると厳しい状況に追い込まれることもあります。
5. 住宅営業の未来と求められるスキル
今後、住宅営業マンとして生き残るためには、以下のようなスキルが求められるでしょう。
- 顧客対応力の強化:カスタマーサービスを徹底し、信頼を得る。
- 圧倒的な知識と経験:顧客から見て大変魅力的で安心感があります。
- センスある間取り提案力:間取りにもトレンドがあります。顧客の希望を上回る提案ができる。
- 市場の変化への対応力:最新の住宅トレンドや補助金制度の知識を常にアップデート。
業界の変化に対応しながら、売れる営業マンとしての価値を高めていくことが重要です。
6. まとめ
住宅営業は、激務ながらも売れる営業マンには高い需要があります。そのため、ヘッドハンティングや転職が頻繁に行われる業界です。
- 住宅営業の離職率は高く、転職は珍しくない
- 売れる営業マンはヘッドハンティングの対象になりやすい
- 同業他社への転職が多く、他業種へ転職するケースもある
- 業界全体が人材不足のため、今後も引き抜きは続く見込み
優秀な営業マンは転職で引き抜かれることがあります。これから家を建てようとしている方は契約後、担当営業が同業他社へ引き抜かれる、という話はいくらでもあります。
7.まめおやじの場合

30代半ば、大手メーカー勤務の時、保険会社から様々な勧誘がありました。
名簿が流出していたのでしょう。
興味本位で面談したことはありますが、年収の話ばかりで、いやな気分になった記憶があります。
大手A社→大手B社の時はA社のOBの方の紹介でB社にお世話になりました。
大手B社→中堅C社の時はA社時代の後輩がC社を立ち上げたのでお世話になりました。
年収アップは大事ですが、私は人とのつながりを大事にしてきました。
現役引退した今、A社B社C社すべてに交流があります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたにとって良い一日を~ まめおやじ

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