こんにちは。元住宅営業マンまめおやじです。
「家を建てるなら平屋?それとも2階建て?」— 多くの人が悩むこの選択。
実は、ライフスタイルや予算、土地の条件によって最適な答えは変わります。
平屋と2階建てのメリット・デメリットを徹底比較。さらに、家族構成や将来設計に合わせた選び方のポイントも解説します。
- これから家を建てる人
- 平屋か2階建てか悩んでいる人
- 平屋がいいけどコストが不安な人
1.家を建てるなら平屋?2階建て?迷うポイントとは
マイホーム計画でよくある悩み「平屋と2階建て、どっちがいい?」
元住宅営業マンとして、自身が平屋に住んでいる経験を活かし、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説します。
ライフスタイルに合った選び方のポイントを紹介します。

まずは、メリットデメリットを整理しよう。

2.【平屋のメリット・デメリット】

- 階段なしのラクな暮らし
- 家族とコミュニケーションが取りやすい
- メンテナンス費用を抑えられる
- 耐震性に優れている
- 冷暖房効率が良く、光熱費が抑えられる
- 太陽光パネルを多く搭載できる
2-1.メリット
- 階段なしのラクな暮らし
階段がないと、荷物を持って2階にあがらなくてよいのは大変快適です。

引越しがすごくラクだったよ
- 家族とコミュニケーションが取りやすい
2階が無いので、ワンフロアで過ごせます。ちょっとした用事があっても、すぐに声がけできます。
家族がどこにいるか大体把握できるので、自然とコミュニケーションが増えます。
- メンテナンス費用を抑えられる
家を建てる時の費用は大事。しかし、建てた後のメンテナンス費用はもっと大事です。
メンテナンスに一番お金がかかると言われているのが、外壁です。
採用する外壁の種類によって、メンテナンスの回数や費用は大きく変わります。
平屋は2階建てと比較して外壁面積は減ります。
どの外壁を採用するにしても共通することは、足場費用が安くなることです。
- 耐震性に優れている
2階建てと比較して、建物の高さが低く、重心が地面に近いので、地震の揺れに対して安定性が高いです。
また、上階の重さによる追加ストレスが無く、地震時への建物の負担が少ないです。
最近は、2階建ての場合、制震装置をつけるメーカーも増えています。
平屋の場合、その費用も浮かす選択肢もあります。(平屋につけることはできます)
- 冷暖房効率が良く、光熱費が抑えられる
人の動きとして、自然とリビングに集まります。また、家自体の体積が2階建てと比較して小さい、(廊下等の面積も少ない)ので、冷暖房効率が良くなります。
- 太陽光パネルを多く搭載できる
2階建てと比較して、屋根面積が増えます。
その結果、より多くのパネルを搭載が可能となります。
2-2. デメリット
- 建築コストが割高になりやすい
- 広い土地が必要
- プライバシー確保が難しい
- 水回りと寝室が遠くなる場合がある
- 建築コストが割高になりやすい
2階建てと比較して、屋根面積、基礎面積が増えます。
建築費を建物の延べ床面積で割ると(坪単価)、床面積が小さいので、割高になります。
住宅会社によって、平屋の建築費がお値打ちかどうかにもよります。
- 広い土地が必要
平屋を建てるにはそれなりの土地の面積が必要です。
都市部で広い土地を用意するのは、金額的に割高になりますし、そもそも広い土地の売り物件の数が限られます。
地方でも、欲しい家の広さ、庭の広さ、車庫の広さによって、広い土地が必要になります。
- プライバシー確保が難しい
2階が無いということは、居室はすべて1階になります。
特に寝室について、道路からの視線、隣地からの視線等の考慮が必要です。
防犯面では、高窓を採用するなど、メリハリをつけた防犯対策が必要です。
センサーライトや防犯カメラの採用も検討しましょう。
- 水回りと寝室が遠くなる場合がある
家事効率を優先して、水回りを一か所にまとめると、寝室との距離が長くなる事があります。
小さなお子様がいらっしゃる場合も考慮しましょう。
3.【2階建てのメリット・デメリット】

- 限られた土地でも建てられる
- 建築コストが抑えられる
- プライバシーが確保しやすい
- 日当たり・眺望が良い
3-1.メリット
- 限られた土地でも建てられる
都市部・狭小地に有利です。狭小地や小さな土地でも建築可能なので、土地代を抑えることができます。
- 建築コストが抑えられる
基礎・屋根面積が小さくなります。
- プライバシーが確保しやすい
1階を生活スペース、2階を寝室・書斎に効率欲配置できます。
- 日当たり・眺望が良い
2階の方が採光・風通しが良い
3-2.デメリット
- 階段の上り下りが負担になる
- 冷暖房効率が悪い
- メンテナンス費用がかかる
- 家族間の距離ができやすい
- 階段の上り下りが負担になる
高齢者に限らず、上り下りは大変。外出する際、ちょっとした忘れものがあったら、2階へ上がらないといけない場合があります。
- 冷暖房効率が悪い
一般的には1階と2階で温度差が出やすい。予算的にOKであれば、全館空調も検討しましょう。
- メンテナンス費用がかかる
外壁・屋根の修繕はどの家も必要ですが、高さが高いので、修繕の際の外部足場の費用が平屋よりかかります。
- 家族間の距離ができやすい
お子様の性格や年齢によりますが、2階にこもることが増えます。
4.【どっちがいい?ライフスタイル別の選び方】
4-1.平屋が向いている人
- 子育て世帯で家族との時間を大切にしたい人
- 老後を見据えてバリアフリーな家にしたい人
- 広めの土地を確保できる人
4-2.2階建てが向いている人
- 限られた土地でも広い家を建てたい人
- プライバシーを確保したい人(部屋数・書斎・寝室を分けたい)
- コストを抑えて家を建てたい人
5.【まとめ】元住宅営業マンまめおやじからのアドバイス
とはいっても迷いますよね。だから、
元住宅営業マンまめおやじの提案
住宅会社と平屋と2階建ての両方で間取りや見積もりを作ってもらいましょう!!
結局は予算です。
住む場所・予算・間取り・庭の大きさ・クルマの出し入れなど、総合的に時間をかけて検討しましょう。
そうすれば、答えは見つかります。


以上、元住宅営業マン まめおやじでした。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
貴方によって良い一日を~まめおやじ

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