元住宅営業マンが語る|住宅営業マン・不動産営業マンの密接な関係性を徹底解説

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こんにちは。元住宅営業マンまめおやじです。

前回は不動産業界についてのおおまかな説明をさせていただきましたが、今回はその続編として、もう少し深掘りしてお話ししたいと思います。

特に、住宅営業マンにとって重要な「宅建の位置づけ」や、不動産屋との業務提携についてです。

住宅会社における宅建の役割は非常に大きく、仕事を進める上での必須アイテムとも言える資格です。

この記事はこんな人におススメ
  • 現役住宅営業マン
  • 現役不動産営業マン
  • 宅建に興味がある人
  • 営業マンに興味がある人

1. 住宅会社における宅建の重要性と位置づけ

土地を購入して家を建てるという流れは、多くの人にとっての一般的な選択肢です。

だからこそ、宅建の資格がどれほど役立つかは、営業マンにとって重要なポイントです。

特に大手の住宅会社では、宅建の資格を積極的に取得するよう推奨しています。

理由としては、資格手当が支給されたり、昇進や昇給の要件となったりすることが多いためです。

また、資格取得に対してお祝い金を出す会社もあり、社員が資格取得に挑戦しやすい環境が整っています。

さらに、会社のウェブサイトには「宅建取得者数」や「建築士取得者数」を掲載しているところもあります。

これらの資格者の数が多いほど、企業としての信頼感や専門性の高さがアピールできるためです。


2. 宅建を持っている営業マンとそのメリット

実際、宅建の資格を持っている営業マンには、大きなメリットがあります。

特に若手の営業マンは早い段階で資格を取得することが多く、昇進や昇給に直結するため、早期の取得を目指す傾向があります。

名刺に宅建士の国家資格の文字が入っていると、顧客に信頼感を与えます。

もちろん、宅建試験は難易度が高いですが、計画的に勉強すれば確実に取得可能な資格です。

難関試験ではありますが、資格を持つことで営業マンとしての信頼性も増し、転職やキャリアアップにおいて有利になります。

この資格があることで、営業マンとしての武器が増え、仕事の幅が広がるのです。


3. 宅建を持っていない営業マンの現実

一方で、宅建を持っていない営業マンもいます。

特にベテラン営業マンに多いのは、「若い時に受けなかった」「何度も挑戦したが合格しなかった」「もともと資格を取るつもりがなかった」といった理由です。

とはいえ、宅建を持っていなくても、ベテラン営業マンは豊富な経験を持っています。

土地に関する知識や業界の流れについては十分に把握しており、実際に土地を購入して家を建てる際には、資格がなくてもスムーズに対応できる場面が多いです。

そんなベテラン営業マンはよくこう言います。

宅建の勉強する時間があれば契約とってこいや

確かに、実務経験が豊富であるベテラン営業マンにとっては、資格がなくても仕事に支障をきたすことは少ないかもしれません。

しかし、資格を持つことで新たな可能性が広がり、後輩に対しても信頼される存在になるのは間違いありません。


4. 住宅営業と不動産屋の業務提携について

住宅営業マンと不動産屋は、どちらも「家を建てる」という共通のゴールに向かって業務を行っています。

そのため、両者の間には業務提携が結ばれることが多いです。

具体的には、不動産屋と提携することで、双方にとってメリットが生まれます。

住宅営業マンのメリット

  • 優良土地情報を提供してもらえる
    不動産屋から優れた土地情報をもらうことができ、顧客に最適な土地を提案することができます。
  • 家を建てる人を紹介してもらえる
    不動産屋は土地を売ることが仕事ですが、住宅営業マンに顧客を紹介することもあります。両者が協力することで、より多くの顧客にサービスを提供できます。

不動産屋のメリット

  • 住宅営業マンが顧客を紹介してくれる
    住宅営業マンは顧客と長い信頼関係を築いているため、土地購入者として適した人を不動産屋に紹介することができます。
  • 仲介手数料が入る
    住宅営業マンが紹介した土地が契約に結びつくと、不動産屋は手数料を得ることができます。
  • 仲介手数料が不要な場合も
    住宅会社によっては、不動産屋との提携によって仲介手数料を取らない場合もあり、これが大きな魅力となります。

5. 成果を上げるためのコツと注意点

不動産屋と良好な関係を築くことで、相当な成果を上げることができます。

特にアパートなどの大きな案件では、同じ地主から何棟も受注することができ、高額な契約を結ぶチャンスが増えます。

ただし、不動産屋との付き合いには注意が必要です。

中には不穏な関係を築いてしまい、結果的に身を滅ぼす営業マンもいます。

彼らのやり方に巻き込まれないよう、慎重に関係を築くことが大切です。


6. まとめとアドバイス

土地を購入して家を建てる人が多いため、住宅会社では宅建取得を推奨しています。

資格を持っていると転職にも有利ですし、手当が支給される場合もあります。

また、不動産屋との良好な関係を築くことで、ビジネスの成果を大きく上げることができます。

しかし、不動産屋にはクセの強い人も多いため、付き合い方には慎重を期しましょう。

どんな関係でも、信頼と誠実を大切にすることが成功への近道です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

あなたにとって良い一日を~まめおやじ

この記事を書いた人
まめおやじ

元住宅営業マンが、業界在籍34年の経験を活かし、これから家を考えている人に役立つ情報を発信するブログ。

自宅:木造平屋(2019年築)受賞歴あり
経歴:大手木質系プレハブ会社
   大手鉄骨系プレハブ会社
   木造在来工法ビルダー
資格:宅建士
   ファイナンシャル
   プランナー

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