元住宅営業マンが語る|不動産業界の裏側に迫る:不動産屋の実態とその魅力を徹底解説

住宅
【PR】記事内に広告が含まれています。

元住宅営業マンまめおやじです。

 不動産屋に対するイメージはどうですか?

最近、テレビCMで目にする機会が増え、大手不動産会社のイメージが前向きなものに変わってきたとはいえ、未だに「怪しい」と感じる方も少なくないかもしれません。

実際、不動産業界は非常に多様で、その中でも不動産営業マンの仕事は奥が深く、厳しい世界です。

本記事では、元住宅営業マンとしての視点から、不動産業界の仕組みや働き方、そして宅地建物取引士の試験について詳しく解説していきます。

この記事はこんな人におススメ
  • 住宅営業マン
  • 不動産営業マン
  • 宅建の試験を検討している人
  • 不動産業界に興味がある人

住宅に密接にかかわっている不動産業界について記事を書いてみました。

1.不動産屋ってどんな仕事?その役割と現状

不動産業界は非常に広範囲にわたる業務を展開しており、その役割を理解することがまず重要です。

不動産会社は大きく分けて「売買」「賃貸」「開発」「事業用地の仲介」といった分野に分かれ、それぞれに異なる業務が行われています。

特に目にする機会が多いのは「賃貸」の営業マンですが、住宅を購入する「売買」営業や、土地開発を行う「開発部門」なども存在します。

最近では、不動産のデジタル化が進み、インターネット上で物件情報を簡単に探せるようになっています。

at-homeとかSUUMOですね。

それでも、営業マンは顧客と密に関わり、物件に対する細かなアドバイスを行います。

さらに、全国には12万社以上もの不動産会社が存在しており、その数はコンビニの数を上回っています。

業界の規模や広がりは驚くべきものであり、その中で各企業がどのように差別化を図っているのかも、業界の魅力の一つと言えるでしょう。


2. 不動産業界に必要な免許と資格

不動産業界に足を踏み入れるには、まず宅地建物取引業の免許が必要です。

この免許を取得するには、資格試験を受ける必要があり、いくつかの条件をクリアしなければなりません。

具体的には、営業所を開設するには最低1名が宅建士として認定を受けていることが求められます。

宅建士の資格を取得するためには、毎年実施される「宅地建物取引士試験」に合格する必要があります。

試験の内容は法律や契約に関する専門的な知識が問われるため、しっかりとした準備が求められます。

この資格があることで、営業マンとしての信頼が得られ、業界内で活躍するための第一歩となります。

また、宅建業法に基づく規制も厳しく、不動産取引が適正に行われるために、業者は厳密な基準に従って業務を進めなければなりません。

これらの法律や規制が、業界の健全さを保つために重要な役割を果たしているのです。


3. 宅地建物取引士とは?国家資格の試験とその難易度

「宅地建物取引士」とは、不動産業界で不可欠な国家資格です。

この資格を持っていると、物件の売買契約書を作成したり、契約内容の説明を行ったりすることができます。

不動産業界で仕事をするためには、この資格を持つことがほぼ必須です。

不動産会社で資格をもっていない社員は、実務をしながら、試験勉強をすることになります。

しかし、宅建士の試験は決して簡単ではありません。

試験の内容は法律、契約、税務など広範囲にわたり、合格率は約15%〜17%と低めです。

この試験を突破するためには、数ヶ月間にわたる集中的な学習が必要です。

国家資格であり、ちゃんと勉強しないと合格しません。

実際に私もこの試験に挑戦しましたが、難易度が高く感じたのを覚えています。正直、3回目で合格しました。

試験を受けるにあたり、まずは過去問を解くことが重要です。

そして、毎年の試験問題の傾向を把握し、自分に必要な知識を身につけていくことが、合格への近道です。

3回目の時は、お金を自費で直前講習を受けに行きました。


4. 不動産の種類と業務内容の違い

不動産業界における業務内容は多岐にわたります。大きく分けると、売買業務、賃貸業務、開発業務の3つに分かれます。

  • 売買業務:主に住宅や土地の売買を行う業務です。新築や中古の住宅を販売する営業マンは、お客様と密に連絡を取り、希望に合った物件を提案します。

  • 賃貸業務:賃貸物件を取り扱う業務で、物件を借りたい人と貸したい人を繋げる役割を担います。近年ではオンラインで物件情報をチェックできるようになり、営業マンは契約手続きや引っ越しのサポートを行います。

  • 開発業務:土地を開発し、住宅や商業施設などを建設する業務です。開発会社は土地の購入から建設までを手掛け、都市計画や地域の特性に応じた開発が求められます。

それぞれの業務には異なるスキルが必要で、例えば売買業務では顧客との関係を築く能力が、開発業務では地域や土地の特性に関する深い知識が求められます。


5. 住宅営業と不動産業界の密接な関係

住宅営業マンと不動産業界は非常に密接に関わっています。

家を建てるにはまず土地が必要です。

この土地を購入するために、営業マンは不動産会社と連携し、顧客に最適な土地を提供します。

また、土地の購入には様々な契約手続きが必要で、宅建士としての資格を持っている営業マンが関与することで、スムーズな取引が可能になります。

さらに、住宅市場の動向は不動産業界の影響を大きく受けます。

例えば、土地の価格が高騰している地域では、住宅の販売価格も上がり、購買層が変動することがあります。

住宅営業マンとしては、市場の動向に敏感であることが求められ、常に最新情報を取り入れることが重要です。


6. まとめとアドバイス

不動産業界は非常にダイナミックで魅力的な業界です。

しかし、営業マンとして成功するには、資格や知識だけではなく、現場での経験やコミュニケーション能力も不可欠です。

これから不動産業界に飛び込もうとする方にとっては、まずは宅建士の資格を取得し、業界の基礎知識をしっかり身につけることが重要です。

また、住宅営業としての経験を積む中で、顧客の信頼を得るためのヒューマンスキルや、マーケットの変動に対応する柔軟な思考も必要です。

どんな業界でも成功するためには、自分自身を成長させ続けることが大切です。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

貴方にとって良い一日を~ まめおやじ

この記事を書いた人
まめおやじ

元住宅営業マンが、業界在籍34年の経験を活かし、これから家を考えている人に役立つ情報を発信するブログ。

自宅:木造平屋(2019年築)受賞歴あり
経歴:大手木質系プレハブ会社
   大手鉄骨系プレハブ会社
   木造在来工法ビルダー
資格:宅建士
   ファイナンシャル
   プランナー

まめおやじをフォローする
住宅

コメント