【実例】元住宅営業マンのリアル体験|泥棒に狙われやすい家の特徴と防犯対策を解説します

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こんにちは。元住宅営業マンまめおやじです。

「空き巣被害なんて、自分には関係ない」と思っていませんか?

実は、ちょっとした家の特徴や生活習慣が、泥棒にとって“入りやすい家”に見えてしまうことがあります。

本記事では、元住宅営業マンの視点から、泥棒に狙われやすい家の特徴と、今すぐできる防犯対策をわかりやすく解説します。

実際の体験談も交えながら紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事はこんな人におススメ
  • 新築・引越し前に防犯対策を考えたい方
  • 自宅の防犯に不安を感じている方
  • 空き巣に狙われやすい家の特徴を知りたい方
  • 家族の安全を守りたいと思っている方

1. 泥棒に狙われやすい家の特徴

「まさか自分の家が狙われるなんて…」と思っていませんか?

実は、空き巣に入られやすい家には共通する特徴があります。

ここでは、特に注意すべきポイントをわかりやすく解説します。

こんな家は泥棒に狙われやすい
  1. 隣家と離れている
  2. 死角が多く外から見えにくい
  3. 足場になりそうなものがある(室外機・ゴミ箱など)
  4. 防犯対策が一切ない
  5. 外回りが掃除されておらず荒れている
  6. 近所づきあいがない

■それぞれ簡単に解説

1.隣家と離れている
→ 周囲に人の目が届きにくく、泥棒にとっては絶好の環境。音も響きづらいため、侵入しても気づかれにくいのです。

2.死角が多く外から見えにくい
→ 建物の裏手や塀のかげなど、外から見えないスペースは、泥棒が安心して作業できる「隠れ場」になってしまいます。

3.足場になりそうなものがある(室外機・ゴミ箱など)
→ 窓やバルコニーに上りやすくするための「踏み台」は、泥棒にとってありがたい存在です。置きっぱなしは要注意。電柱からバルコニーに侵入されたケースもあります。

4.防犯対策が一切ない
→ 防犯カメラやセンサーライトが全くない家は、「入りやすくて、見つかりにくい家」としてターゲットにされやすくなります。

5.外回りが掃除されておらず荒れている
→ 雑草が伸び放題だったり、郵便物が溜まっていたりすると「この家は管理が行き届いていない」と思われ、留守がちと判断される原因になります。

6.近所づきあいがない
→ 「この辺は人付き合いがない」と分かれば、泥棒にとっては安心材料になります。地域の目がない=気づかれにくいということです。

■元住宅営業マンのひとこと

まめおやじ
まめおやじ

新築計画時にはどうしても「デザイン」や「価格」に意識が向きがち。

防犯対策は後からでは遅い場合もあります。

設計段階から、現地を確認し、「死角がないか?」入居後は、「足場になりそうな物はないか?」を見直してみましょう。

2. 狙われやすい生活習慣とは?

どんなに設備で防犯しても、日ごろの生活習慣にスキがあると泥棒にとっては「入りやすい家」になってしまいます。

ここでは、空き巣が狙いやすい典型的な生活習慣とその理由を見ていきましょう。

こんな生活習慣は危険
  1. 鍵をかけない
  2. 窓を開けっぱなしにすることがある
  3. 留守の時の対策をしていない
  4. スペアキーを外に隠している

■それぞれ簡単に解説

1.鍵をかけない
→ ちょっとそこまで…の油断が命取り。泥棒は玄関ドアや勝手口のノブを試して、鍵が開いていたらそのまま侵入します。鍵は「かけ忘れがち」な場所こそ注意が必要です。

2.窓を開けっぱなしにすることがある
→ 夏場など、風通しのために窓を開けたまま外出するのは危険です。特に1階の窓は、泥棒にとって最も入りやすいポイントです。

3.留守の時の対策をしていない
→ 夜遅くまで家が暗かったり、何日もカーテンの開閉がないと「この家は今いないな」と見破られます。タイマー付き照明やカーテンの開け閉めは、防犯にもなります。

4.スペアキーを外に隠している
→ ポストの裏や植木鉢の下など、「誰でも思いつく場所」にスペアキーを隠していませんか?泥棒はまず、こうした場所をチェックします。家族全員に合鍵を持たせるのが安心です。

■元住宅営業マンのひとこと

まめおやじ
まめおやじ

「うちは田舎だし、大丈夫だと思って鍵をかけてなかった」という方が、昼間の留守中に被害に遭ったことがあります。

プロの泥棒は、住宅地を見回って「スキ」を探しています。

どんなに安全なエリアでも「自分の家は大丈夫」と思わず、日常の防犯意識を持つことが何よりの対策です。

★加入している火災保険で補償される場合があります。「火災保険」についてはこちらの記事もご覧ください。

3. 自分でできる防犯対策いろいろ

「うちは狙われないから大丈夫」と思っていませんか?

泥棒は“入れる家”を探しているだけで、場所は関係ありません。

少しの工夫や対策で、防犯性は大きくアップします。ここでは、基本的な防犯対策を紹介します。

代表的な防犯対策
  1. 防犯カメラ
  2. 防犯フィルム
  3. 二重ロック
  4. 防犯砂利
  5. センサーライト
  6. ホームセキュリティ

■それぞれ簡単に解説

1.防犯カメラ
→ カメラがあるだけで「監視されている」と感じさせ、抑止力になります。ダミーでも効果はありますが、録画機能付きなら万一の証拠にも。

2.防犯ガラス・防犯フィルム
→ 防犯ガラスの採用を検討しましょう。また、防犯フィルムは、窓ガラスに貼ることで、割れてもすぐには破れず、侵入を防げます。特に1階や勝手口の窓にはおすすめ。

3.二重ロック(玄関ドア・サッシ)
→ ドアに2つ以上の鍵をつけると、泥棒は時間がかかることを嫌がります。ワンドア・ツーロックが基本。サッシは3重ロックが多いですが、めんどくさがらず3重ロックを心がけましょう。

4.防犯砂利
→ 歩くと「ジャリジャリ」と音が出る砂利を敷いておくと、誰かが侵入した際にすぐに気づけるメリットがあります。特に裏庭や通路に有効です。

5.センサーライト
→ 人が近づくと自動で点灯するライト。夜間の不審者を照らし、侵入をためらわせます。

6.ホームセキュリティ
→ 警備会社と契約することで、異常時には即座に対応してくれます。費用はかかりますが、安心感は大きいです。

■元住宅営業マンのひとこと

まめおやじ
まめおやじ

「この家は入りにくそうだな」と思わせるだけで、ターゲットから外される可能性がぐっと上がりますよ。

大切なのは“防犯意識がある家”だと泥棒に感じさせることです。

4.【実例】筆者自宅の防犯対策

まめおやじ
まめおやじ

色々考えましたが、採用したものは下記になります。

実際の防犯対策
  1. 防犯砂利
  2. センサーカメラ
  3. カメラ付きインターホン
  4. 玄関が外から見えにくい
  5. オープン外構

■それぞれ簡単に解説

1.防犯砂利
→ 敷地が広かったのですが、駐車場以外を全て砂利敷に。南側は水路で、人が侵入できるため、全面に敷きました。

2.センサーカメラ
→ 大きな窓がある場所にカメラを設置。夜間はセンサーが感知すると明るくなります。

3.カメラ付きインターホン
→ インターホンはカメラ付き。カメラで来訪者を確認してから対応することが可能。留守時は、撮影してくれているので、だれが来たか分かります。

4.玄関が外部から見えにくい
→ 玄関が外から見えない設計を採用。隠れた部分は自転車やタイヤ置場になりますし、置き配の防犯対策にも有効。

5.オープン外構
→ 人が隠れるような塀はつくらず、完全オープン外構。死角は一切無に。

■採用しなかったもの

防犯ガラスを採用すると、CPマークが表示されるので、魅力でしたが、カメラを採用することで見送りに。

将来、防犯フィルムで対応を考えてます。築5年経ちましたが、いまだ貼れていません。

ホームセキュリティも同じくコスト面で見送りに。物騒な事件が増えてきているので、要検討です。

セキュリティのシールが貼られるので抑止にはなります。

★CPマークについて詳しくはこちらへ

5. まとめ

泥棒に狙われやすい家には、いくつかの共通点があります。

家の構造だけでなく、生活習慣や防犯意識の低さも要注意です。

ちょっとした工夫で、空き巣に「入りにくい家」と思わせることができます。

まずは、自宅の玄関・窓・外回りを見直してみましょう。

防犯は「やりすぎ」くらいがちょうどいい。

家族と住まいを守るために、できることから始めてみてくださいね。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

貴方にとって良い一日を~まめおやじ

この記事を書いた人
まめおやじ

元住宅営業マンが、業界在籍34年の経験を活かし、これから家を考えている人に役立つ情報を発信するブログ。

自宅:木造平屋(2019年築)受賞歴あり
経歴:大手木質系プレハブ会社
   大手鉄骨系プレハブ会社
   木造在来工法ビルダー
資格:宅建士
   ファイナンシャル
   プランナー

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