こんにちは。元住宅営業マンまめおやじです。
皆さん、家選びって大変ですよね。実際に家を建てて住んでみた感想って興味ありますか?
今回は元住宅営業マンまめおやじが
平屋で自宅を建築し、5年経過後の率直な感想をよかった点、気になる点をご紹介します。
大満足です。
ただ、気になる点もたくさんあります。
詳細について以下の記事で、お伝えしていきますね。
- 平屋を検討している人
- 平屋か二階建てか悩んでいる人
- 住んでいる人の感想を聞きたい人

1. 入居後から5年後の変化

住み始めて5年が経過しました。新築時から現在までについて色々まとめました。
- 点検
- 補修
- 故障・修理
- 経年変化
1-1.点検
半年点検、12か月点検、24か月点検、5年点検を受けました。点検は施工会社によってさまざまです。
5年点検の詳細はこちらの記事で詳細を紹介してます。
1-2.補修
①点検時の建具調整
洗面のドアは開きドアを採用。マグネットストッパーが床についてます。
磁石でドアを固定する便利なものですが、時々、がちがちに固定されてしまうことがあり、困っていました。
部品交換かと思いましたが、点検時に建具調整してもらい、改善されました。
②クロス補修
LDKの壁一部にデザインクロスを採用。
2年目で、縦にうっすら割れてきている部分があります。
天井高を3200にしたこと(通常は2400)と、クロス自体が薄かったことが原因と思われます。
前の道路がバスが通ると、家が少し揺れることがあり、これも原因の一部でしょう。
1-3.故障・修理
- トイレの温水タンクの故障
- トイレが詰まった
- 太陽光のエネルギー表示器が映らない
- キッチンのシャワー水栓が伸びにくくなった
- テレビが壊れた
①トイレの温水タンクの故障
過去の記事で書きましたが、トイレの温水タンクが故障しました。
すぐに対応していただけましたが、修理費に2万5000円かかりました。
5年少しで壊れることもあるんですね。
②トイレが詰まった
過去の記事で書きましたが、これは使用方法が原因。
紙を一度にたくさん流すと詰まりの原因になります。
近所のホームセンターでラバーカップを購入し、すぐに解消されました。
③太陽光のエネルギー表示器が映らない
ある日、表示がされなくなりました。
自分で再設定を試みましたが、ダメ。点検時にもお願いしましたが、ダメ。
メーカー対応になると出張費がかかるといわれ、保留。
結局、発電しているし、売電金額は確認できるので、そのままにしています。
④キッチンのシャワー水栓が伸びにくくなった
シャワー水栓が伸びが悪くなり、シンク下を見たら、何かの部品が外れていました。
この部品がどうやら原因でしたが、ネットで新品を注文。
形が改良されて取り付けに苦戦しましたが、なんとか取り付けに成功。
伸びにくさは解消されました。
⑤テレビが壊れた
家電の話ですが、テレビが壊れました。
今まで、10年以上経過してから壊れたので驚きでした。
モニター交換だと、15万ほどかかるとのことだったので、新品に買い替えました。
出張から新品納品まで約10日間、テレビのない生活はストレスでした。
1-4.経年劣化
よく言われる無垢フロアについてご紹介したいと思います。
無垢フロア(アカシア)を採用しています。
無垢フロアを検討される方は、キズや凹みを心配されますよね。
もちろん、キズや凹みはつきます。
加湿器の水をこぼした部分が少しシミになっている部分もあります。
サンドペーパー等でこすれば良いのですが、あまり気にならないので、何もしていません。
2. 住んでよかった点

- リビングの開放感
- 中庭
- サンルームは冬暖かい
- 自転車置場
2-1.リビングの開放感
LDKで約23帖。リビングダイニングは天井高さを通常2400→3200。開放感がスゴイです。
大きいテーブルをおいて大人8名で晩御飯食べましたが、余裕の広さでした。
2-2.中庭
ここで洗濯モノが干せます。布団を干すことも。趣味の七輪もできます。
毎月、家族で七輪で魚や肉を焼いてます。
おかげで外食が減りました。
2-3.サンルームは冬暖かい
寝室の南にサンルーム。すぐ横にクローゼットを配置。冬の晴れの日、洗濯物がよく乾きます。ポカポカで気持ちイイです。
2-4.自転車置場
玄関のそばに自転車置場をつくりました。庇がかかっていて、正面から見えない設計。
置き配にも対応でき、大変重宝しています。
奥には、ラックを置いて、冬用タイヤ置場も。
3.住んで気づいた点

- キッチンの音が気になる
- 洗面が寒い
- 風呂の換気扇がON
- ゲリラ豪雨対応
3-1.キッチンの音が気になる
LDKの形がL型です。
この場合、キッチンとリビングの位置が近くなります。
テレビを見ていると、キッチンでの洗い物の音が気になり、ボリュームをあげます。
3-2.洗面が寒い
想定していましたが、冬場の洗面は寒いので、セラミックヒーターを置いて対応しています。
3-3.風呂の換気扇がON
冬場はお風呂自体が寒いので、浴室乾燥機で暖房運転してから、入浴します。
入浴時、換気扇がONになっていると、寒くなってくるので、1時間だけOFFにしてます。
こうすると、浴室の温度と湿度の低下を防ぐことができ、快適です。
3-4.ゲリラ豪雨対応
近年各地でゲリラ豪雨が頻発しています。
数年前、ゲリラ豪雨により道路が冠水し、玄関ポーチタイルのあと20㎝位まで水があがってきました。
設計GL(家を建てる基準の高さ)を決める時、少し高くしておくのもひとつの方法です。
あまり高くすると、ブロックの段数が増えるので費用がかかります。
4.元住宅営業マンから皆様へ

- 住まないとわからない
- 収納は多めに計画しましょう
- 家族の変化に合わなくなってくる
- 複数の人にみてもらう
①住まないとわからない
注文住宅は、住んでみないとわかりません。
今まで100件以上も手掛けてきた業界のプロでも、住んでからきがつくことががたくさんありました。何かモノを買う時、口コミのレビューを参考にしますよね。注文住宅の場合は、オーダーで作るので、極論住まないとわかりません。
②収納は多めに計画しましょう
特に子育て世代はこれからモノが増えていきます。収納計画を多めにとりましょう。
モノの多さは人それぞれ。足りなくなったら断捨離を検討しましょう。
③家族の変化に合わなくなってくる
子育て世代は子供が成長します。
成長期、独立後で生活状況が変わります。間取りと家族が少し合わなくなる場合があります。
長く住む前提であれば、そのあたりも頭に入れて設計しましょう。
④複数の人にみてもらう
色んな人に間取りを見てもらいましょう。
特にすでに家を建てた人にアドバイスをもらいましょう。
住宅会社の設計の人は設計のプロですが、住むのはあなたです。気になる点は皆さん、それぞれ違います。
5. 【まとめ】
平屋で自宅を建築、5年が経過しました。基本、大満足です。
しかしながら、前述したとおり、気になる点は色々あります。気になる点は人それぞれ違います。
- 気になる
- 気にならない
- 気になるかも
設計の人と細かな点もしっかり打合せをしましょう。そして、先に家を建てた先輩方の意見を聞きましょう。
私は、自分の間取りについて、他人の意見をあまり求めませんでした。自分の作って間取りを他人に意見されたくなかったのです。
いろんな人に意見を頂いていたら、もっとよい家になったのではないかな、と思ったりもします。
これから家を建てる方は、周りの人に積極的に意見も求めていくことをおすすめいたします。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
あなたにとって良い一日を~まめおやじ

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