こんにちは。元住宅営業マンまめおやじです。
寒い冬に「トイレの温水がでない」と大変困りますよね。本記事では、筆者が体験した事例をご紹介したい思います。
- これから家を建てる人
- 既に家を建てた人
- メンテナンス費用が心配な人
年末年始が明け、ようやく日常が戻りつつあるある日、家族から「トイレの温水が出ない」との申し出がありました。

1.トラブル発生!温水が出ない

水は出ていましたので、トイレは使えます。
温水トイレは電化製品なので、一通り以下を試しました。
- 電源の入れなおし
- リモコンの設定の見直し
- ブレーカーの確認
1.電源の入れなおし
コンセントを外し、しばらく置きます。1分以上置いて、再度コンセントを差し、動作確認をしました。
2.ブレーカーの確認
念のため、ブレーカーが落ちていないか、分電盤を確認しました。
3.リモコンの設定の見直し
リモコンの温度設定を確認。温度が低く設定されていたり、温水ナシのモードになっていないか確認。念のため、温度設定を中に再設定しました。
1~3を試みましたが、解決せず。そこで、メーカーに修理依頼をすることにしました。
2.【参考】水も温水もでない場合
参考までにご紹介します。
- ノズルの確認
- トイレ止水栓の確認
- 水道メーターボックスの止水栓の確認
1.ノズルの確認
汚れ等でノズルが詰まっていないか確認。汚れが付着している場合、歯ブラシ等で汚れを落とすことが必要。
2.トイレ止水栓の確認
トイレとつながっている止水栓があります。これを調整することによって水を止めたり出したりすることができます。
こちらが閉まっている場合があります。
3.水道メーターボックスの止水栓の確認
敷地内にふたのついた水道メーターボックスが埋め込まれています。
ふたを開けると、水道メーターと元栓があります。こちらのバルブを閉めると、家全体の水道が止まります。
家の中に水漏れを修理した際は、これらを閉めることが多く、閉めたままになっていないか、確認しましょう。
3.修理依頼の流れ
メーカーの公式サイトから修理依頼を行い、午前9時30分頃に必要事項を入力して送信。
その後の流れは以下の通りです。
- 午前11時頃:メーカーの補修会社から連絡
- 不具合の確認
- 概算費用の提示(約2~3万円)
- 出張料金・点検費用についての説明
- 最短の訪問日程を調整(翌日午後)
- 30分後:メーカーから再度連絡
- 当日キャンセルのお客様があり、即日対応が可能に!
- 予定を変更し、30分後に修理業者が訪問することに。
4.修理内容と費用
修理業者が到着し、トラブルの原因を調査。 温水タンクの故障と判明。
予め聞いていた金額以下で、部品を持ってきているとのことだったので、すぐに修理を依頼。
- 交換部品:温水タンク
- 交換費用: 約25,000円
- 作業時間: 約20分
- 支払方法:クレジットカード
故障の原因を尋ねると、
「さまざまな要因が考えられる」とのこと。
「使用方法で注意する点はありますか?」
「5年少しで壊れる人の割合は?」
などしつこく聞くと、ぼそぼそと答えてくれました。製品の当たり外れもあるそうです。
家電と同じですね。
5.元住宅営業マンのアドバイス

設備メーカー公式サイトから連絡
理由は、製造元が価格面、施工面で信頼できるからです。修理依頼は3つの方法があります。
- 設備メーカーへ連絡
- 施工会社へ連絡
- 水道屋さんへ連絡
1.水道屋さんへ連絡
部品在庫があれば、素早く対応してくれる場合があります。とにかく急ぐ方はこの方法があります。
価格面で高くなる可能性があります。信頼できる業者選定が大事です。
2.設備メーカーへ連絡
製造元のメーカーに連絡するのが、施工面、価格面で安心です。スピードはその時の混雑状況によって変わります。
3.施工会社へ連絡
施工会社へ連絡は、基本的に大丈夫です。施工会社が部品を手配して修理することはありません。
設備メーカーへ内容を転送するカタチなので、施工会社の多くは平日、設備メーカー土日と、定休日がずれています。
そのため、タイムラグが生じ、対応が遅くなる場合があります。
6.まとめ:修理依頼のポイント

今回の経験から、トイレの温水がでない場合の対応ポイントをまとめました。
- 電源、ブレーカー、リモコン設定を確認
- メーカー公式サイトから修理依頼をする
- 連絡が来たら概算金額を確認しておく
- キャンセル枠があれば即日対応もある
新年早々のトラブルでしたが、素早く対応してもらえたことで、大きなストレスなく解決しました。
トイレの温水がでなくなった際の参考になれば幸いです!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
あなたにとって良い一日を~まめおやじ

コメント